子供の段階で、骨格のベースを作ってあげるのが大事!
発育を正常軌道に乗せてあげることが必要になってきます。
子供の噛み合わせの悪くなる原因の多くが、上顎の成長不足だと言われています。
下顎は12歳くらいに成長のピークを迎えるのに対して、上顎は7歳くらいの段階で成人の95%くらいまで成長してしまいます。
そのために上顎を広げてあげる治療が必要になってきます。これが、小児矯正の『1期治療』にあたります。
お子様にこんな悩みはありませんか?
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性鼻炎
- 鼻副鼻腔炎
- 噛み合わせが悪い
- 歯が生えてこない
- 歯の生えてくるスペースがない
これらの原因は実は、上顎の成長不足からきていることもあります。
こういった負の連鎖からは、正常な発育が期待できません。
そのために活躍するのが、子供のための矯正『小児矯正』であります。
歯並びの美容的な改善をするだけではなく、発音障害を改善すること、前歯で食べ物をしっかりとかみ切ることや奥歯で食べ物を噛み砕くこと、全身とかみ合わせのバランスを調整すること、歯のガタツキをなくすことにより歯の清掃性を良くして、歯の寿命を延ばすという予防的な効果も持ち合わせています。さらに、成長期のお子様には、顎、顔の適切な成長発育を促す効果もあります。
急速拡大装置(ハイラックス)
この装置は、歯にバンドをつけて固定していまい、ご自身で取り外しのできない装置です。
永久歯の生えるスペースのない顎を大幅に拡大を短期間で行うことができます。
床矯正
床矯正とは、床(しょう)と呼ばれるプレート状の装置を使い、装置についたネジを段階的に絞めていくことで歯列の幅を広げていく方法です。歯列を広げて整えるので抜歯をする必要がなく、装置は取り外しが可能なので、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。特に顎が成長段階の子供の矯正に適しています。
子供の矯正(小児矯正)は、顎の骨のバランスや大きさを整える「1期治療(骨格矯正)」と、永久歯が生えそろってから歯の位置を整える「2期治療(歯列矯正)」の2段階からなります。
- 第1期治療
- 乳歯と永久歯が混じった時期の治療で、主に成長を利用した治療を行ないます。(6~10歳)
- 第2期治療
- 歯列にマウスピースをつけ、歯の根までコントロールして最終的な噛み合わせを作ります。
プレオルソ
プレオルソとは、子どもの歯並びの矯正のためのマウスピース装置です。
プレオルソには下記のような特徴があります。
- 01.痛みがほとんどない
- 柔らかい素材を使用しており、装着時の"痛み"がほとんどありません。弾性があるため壊れることもほとんどありません。
- 02.清潔
- いつでも、容易に取り外しできるので、口腔内を清潔に保つことができます。家にいる時間に使用します。