医療コラム
COLUMN
医療コラム
COLUMN
こんにちは🧏🏻♀️
いしみね歯科です🦷⭐️
もう9月も下旬ですがまだまだ暑さが続きますね🌀🏊♂️
暑さに油断せずに、体調にはくれぐれもお気をつけください🙇🏻♀️
さて、今回は“歯の痛みと頭痛の関係”についてご説明させていただきます🧞🫧
歯が痛すぎて、こめかみあたりまで痛くなってきたことはありませんか?
それは、虫歯が原因で頭が痛いのか?もしくは頭が痛くて歯まで痛くなっているのか?
しっかり判断しなければ重大な病気が隠れている場合もありますので
少しでもセルフチェックのお役に立てるよう様々な原因をご説明させていただきます💪🏻
頭痛とはいっても様々な痛みがあります。
頭が割れそうな痛み、ズキズキとした痛み、吐き気がするほどの痛みなど・・・
歯の痛みからくる頭痛だと思っていても、重篤な病気である場合も考えられるので思い込みで放置せずに、お近くの病院に診察へ行くことをお勧めします!!
歯の痛みからくる頭痛は、眼の奥がえぐられるような痛みがあります。
また、副鼻腔の関係で鼻水が出たり鼻が詰まったりすることもあります。
花粉の時期が被ったり、アレルギー持ちの方は判断しづらいですが気になったらかかりつけ歯科医院に行ってみてください🧑🏻⚕️
『三叉神経』とは脳の神経の一つであり、これは上顎、下顎、眼神経に繋がっています。
眼神経、上顎神経、下顎神経の三神経に分かれているので“三叉神経”と呼びます
この神経が痛むことを『三叉神経痛』と言い、顔面の口周りが痛むので歯痛と間違いやすいです。
三叉神経痛なのに、虫歯と誤診されるケースも稀にあります。
健康な歯の神経をとってしまったり、最悪の場合抜歯になることもあります。
ですが、三叉神経痛なのでそんなことをしても痛みが取れることはありません・・・(´・_・`)
勘違いを減らすためにも、見分け方をご説明いたします!
三叉神経痛の場合は、痛みは強烈ですが数秒なので比較的短時間なことが特徴です。
虫歯の場合は象牙質まで虫歯が到達すると痛みが出て、症状は冷たいものが滲みるなどです。
三叉神経痛は冷たいものが滲みたりはしないので、そこで判断することができます。
また、虫歯が神経まで到達していると激しい痛みがしばらく続きます。
眠れないほど痛みが出たり、噛むことも困難になったりします。
上顎の歯に痛みを感じる場合は、歯性上顎洞炎も考えられます。
歯性上顎洞炎⇨副鼻腔と呼ばれる空洞の一つの上顎洞に膿が溜まり、歯痛が起きる場合があります。
軽い虫歯や歯周病で起こる頭痛は稀で、頭痛が生じるということは虫歯がかなり進んで神経まで到達しているレベル、歯周病で言えば歯がグラグラするまで進行しているということになります。
副鼻腔炎は粘膜が腫れて炎症を起こし、副鼻腔が圧迫され頭痛を引き起こします。
例えば上顎洞に膿が溜まると頬や歯の痛みが現れることがあります。
歯の神経を取り除いて、根元に溜まった膿を取り除く治療ですが、この治療後に歯の強い痛みや頭痛が生じた場合は根管治療が失敗している可能性が高いです。
もし虫歯が悪化しているのにも関わらず長期間放置している場合に頭痛があるのであれば、稀な例ではありますが脳静脈血栓症の可能性があります。
この状態になっているときは、すでに歯痛が治まっていて、発見が遅れてしまう可能性もあるので注意が必要です( ; ; )
歯が痛かったのに最近治まっていて、それから頭痛が続いている・・・
神経の治療をしたばかりなのに歯がすごく痛む・・・
少しでもおかしいと感じたらお近くの病院、歯科医院で診てもらいましょう👀