医療コラム
COLUMN
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こんにちは🌤いしみね歯科です🪐
今回は、『親知らずについて』ご紹介させていただきます⭐️
親知らずはあってもなくても不便はなく、人によって生えていたり生まれつき生えていなかったりする歯です🦷
生えてくるなら、一般的に20歳前後です☝️
成人後に親に知られずに生えてくる歯であることから『親知らず』と名付けられたと言われています。
結論、まっすぐ生えていて痛みなどなければそのまま置いていても問題ありません!
ですが、現代では親知らずが正しく生えている人は約3割程度で他7割は斜めに生えていたり埋伏したりしています🌝
1960年以前は親知らずが正しく生えている人が大半でしたが、
近代になるにつれて食生活や生活習慣の影響で、歯や骨に影響を及ぼしたと考えられています。
親知らずは、変に斜めに生えているとどうしても歯磨きが届かない不潔な部分が出てきてしまい歯周炎を起こしてしまうことがあります💥
こうなってしまったら、抜いてしまってもいいと診断します👨🏻⚕️
ですが絶対ではないので、かかりつけの先生に相談してみてください🙆🏻♀️
当院でも、親知らずの抜歯は可能ですがハイリスクの抜歯は他院を紹介させていただくこともございます💁🏻♀️
他にも、レントゲンでは分かりづらい場合にはCT撮影をして当院で抜歯可能か診断します。
☆下顎には、大きな神経が通っているのでリスクがあります。少しでも難しいと診断した場合ご紹介になります。
根っこからまっすぐ生えている場合の親知らずの抜歯は、麻酔の時間も含め20分から30分程度の時間で終わります。
根っこが曲がっていたり、斜めに生えている場合の抜歯は45分から60分ほどいただきます。
下の歯の抜歯の際は顔まで腫れる可能性がありますので、1・2日安静にしていただきます。
斜めに生えている親知らずの抜歯の際は、うまく器具がかからないことがあったり骨に引っかかって動かないことがあります。その際は虫歯を削る機械と同じ器具で歯を割ることがあります。
埋伏している歯を抜歯する際は、歯茎を切開します。
抜歯後糸で傷口を縫い合わせますので、消毒や糸抜きで通院していただきます。
歯を抜いた後は傷口を早く治し、骨を作ってくれるスポンジを入れてガーゼを噛んで止血をします
冒頭でもご説明した通り、前代人の親知らずは斜めに生えていることがほとんどです。
この斜めに生えている親知らずを放置していると、虫歯になったり歯周炎の原因になってしまいます。
そして歯並びにも影響してきます🤦🏻♀️
歯は支えあって生えていますので親知らずが斜めに生えていると、手前の歯を押して生えてきます。
そうすると前の歯へと徐々に力が加わり、全体的に悪くしてしまう原因になります。
その他にも、親知らずが粘膜に当たって口内炎ができる場合があります。
4本一気に抜く場合
親知らずは、左右上下で最大で4本生えてきますが、歯科医院で1日に抜歯できるのは2本までです。
決まりではありませんが、麻酔を左右上下にすると火傷や、口腔内の怪我の原因になってしまうので4本一気に抜いてもらえる歯科医院は少ないと考えられます。
忙しく、歯医者に通えない方などは大学病院の設備の整った環境で、1日に4本抜歯をおこなっていることもあります。
ご自身のライフスタイルに合わせて、病院を選んでみてください💆🏻♀️