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当院の滅菌器について|西宮市夙川の歯医者|いしみね歯科・矯正歯科クリニック

医療コラム

COLUMN

当院の滅菌器について

こんにちは☀️いしみね歯科です!

今回は、当院の滅菌器についてお話しさせていただきます!

滅菌器など、普段知ることがないことだと思います。

また様々な感染症が心配されるている現在、菌についても

今回こちらで、詳しくご説明させていただきます🌟

滅菌とは

滅菌とは、呼び名の通り『菌を滅ぼす』ことです。

全ての菌を微生物やウイルスを殺滅、または除去することを指します🦠😵

では、殺菌と何が違うのか・・・

滅菌は、器具や機器に対しての用語ですが

殺菌は『菌を殺す』ことで、対象がないので全ての殺菌行為を指します。

殺菌

一部を殺しただけでも「殺菌」と言えるので、有効性は保証されません。

消毒

ウイルスの数を減らす行為。感染力を失わせ、毒性をなくすこと

減菌

病原体、非病原体問わず全ての微生物を死滅、または除去すること

除菌

細菌など微生物を取り除くこと

(ただし、カビや酵母などの真菌類は含まない)

など、菌を消滅させる行為はそれぞれ効果で呼び方が変わります。

それにも注目してみてください👀🔎

【滅菌器:オートクレーブについて】

オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)とは、使用済みの治療器具を内部の蒸気によって高温高圧にすることによって滅菌を行う機器のことです。

水蒸気を使用することで、乾燥滅菌よりも低温・短時間で効果的に滅菌を行うことができます。

水蒸気は、空気よりも熱伝導性が高く物体の表面から内部まで浸透し均一に加熱することができる為短時間で滅菌を行うことができます。

歯科だけではなく、医科や獣医科でも使用されている医療機器です。

1回の滅菌は大体30分〜1時間程度🕚💭

134℃程で約5分、121℃で約20分高温高圧で滅菌した後、15分かけて乾燥します。

各患者様ごとに、器具の滅菌、チェアーの消毒を徹底して行なっておりますので、ご不安なく治療を受けていただけます💆🏻‍♀️🌟

滅菌までの手順

  1. 使用済みの器具を洗剤で洗浄します。(血液などは分けて洗浄する為、別の消毒液で浸します)
  2. 超音波の洗浄機で10分かけ汚れを落とします
  3. 10分経てば、滅菌するための袋に入れます
  4. ある程度超音波洗浄が終わっている器具の量が溜まればオートクレーブに入れ滅菌をスタートします
  5. 1時間程度で完了しますので、少し冷ましたら終わりです

新聞記事:歯医者の歯を削る装機械は36%使い回し?!

歯医者特有の音、ウィーーンという機械(タービン)。その機械、タービンでみなさまの虫歯を取り除いています。

このタービンが、使い回しだ。という記事が昔出たことがあります。

これはかなり語弊のある表現ですが・・・🥲

当院では、患者様ごとに必ず器具を滅菌、消毒を徹底して行なっております。

手袋も52%が使い回し?

手袋が使い回しだと記事もあります。

これも当院では全くそんなことございませんので、ご安心ください!!!

スタッフが同じ時間に複数の患者様間を行き来することはございますが、席を離れる際は必ず手袋の交換を行っおります。

『一度患者に使用したグローブを装着し、そのまま手洗いや消毒を行なって次の患者診療に移ることは行なってはならない』

と一般歯科診療時の院内感染対策に関わる指針で定められています💁🏻‍♀️

なので、前の人が使ったものがそのまま口腔内に入ることは絶対にありません🙅🏻‍♀️

スタッフも全員手洗いうがいを定期的に行なっております。

やはり病院なので、衛生面を気にされる方は多いと思います。

その患者様一人ひとりに寄り添い治療を進めていけるよう精進しております🙇🏻‍♀️

当院の院内感染予防の行いが気になる方は、スタッフに『気になります』『新しい手袋ですか?』と聞いていただいても大丈夫です👼🏻

全ての患者様が気持ちよく通っていただけるよう取り組んでおります。