医療コラム
COLUMN
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こんにちは!いしみね歯科です🧘🏻♀️🌟
本日は睡眠時無呼吸性症候群についてご紹介します🦦
睡眠中に呼吸が何度も妨げられる病気で、深刻な睡眠障害です。
イビキが大きく、寝ても疲労が取れない場合は睡眠時無呼吸性症候群の可能性が高いです。
この病気は、無呼吸によって血中の酸素レベルが低下し心臓や血管に強い負荷がかかります。
そのため他の病気にかかってしまうリスクもあります。
例えば・・・
などが考えられます🦤💭
無呼吸になる方は就寝中に睡眠が何度も中断され眠り浅くなってしまう為、睡眠不足になり
『朝の頭痛』『日中の倦怠感』『注意散漫』『苛立ち、怒り』など日常の生活にも支障が出てしまいます。
運転する方は、過度な眠気により自動車事故を起こす可能性もあり非常に危険ですので、少しでも思い当たる方はお近くの診療医まで診察ください🏥
無呼吸には、種類があります。
以上3種類があります。
種類ごとに詳しくご説明いたします💁🏻♀️
この症状は呼吸が完全にないわけではないが、呼吸停止や低呼吸が10秒以上あることを指します。🙍🏻♀️💬
肥満であることや、下顎が小さいこと、扁桃が大きいことが原因で、呼吸の通り道(上気道)が狭くなるとこで発症します。
症状としては、日中の過度な眠気、不穏症状、イビキ、起床時の頭痛、などが挙げられます。
閉塞性睡眠時無呼吸性症候群の有病率は、成人で2〜9%である。
この病気は十分に認識されておらず、症状のある方でも未診断かつ未治療の方が多いです。
この症状は、呼吸を調整している脳の呼吸中枢が働かなくなることで引き起こる病気で稀なケースです。
閉塞性とは違い、イビキなどサインがない為どんどん悪化してしまうケースが多いです🚑
中枢性は脳に原因があります。呼吸の命令は脳が送っているのですが、就寝中にその命令が行かなくなり無呼吸になってしまいます🙊
本来就寝中の呼吸は、脳にある呼吸中枢にコントロールされ自動的に胸やお腹が動いて呼吸を維持し、心臓から血液に乗って運ばれる二酸化炭素などに反応して呼吸の命令を出すという仕組みになっています。🧠
この症状から『脳血管障害』や『うっ血性心不全』などの病気を引き起こします。
混合性無呼吸性症候群
この症状は、閉塞性と中枢性が組み合わさった睡眠時無呼吸で発症率は閉塞性の次に多い症状です。
気道の状態には問題なく、いびきなどのサインもありません😥
当院での睡眠時無呼吸性症候群への治療法は、就寝時用マウスピースの作成です🦷
食いしばりや、歯軋り予防では聞いたことがある方もいらっしゃると思います👀💡
実は、同じマウスピースで睡眠時無呼吸性症候群の治療も可能です😃🌟
睡眠時に歯科医院で作成したマウスピースを装着することで、下顎を前方に引き出し気道を確保することで症状を緩和します🤹🏻♀️
◆中枢性睡眠時無呼吸性症候群は診断が難しく複雑なため、思い当たる点がある方は“循環器疾患”や“睡眠障害専門医”への診療をお勧めします。
当院では取り扱いはございませんが、CPAP療法という治療法もあります💁🏻♀️
就寝中専用の機械を装着し、気道に空気を送り込み続け圧力をかけることで気道が塞がるのを防ぐ治療法です。
✴︎その他、肥満の方は『減量療法』扁桃腺の大きな方は『扁桃腺切除の手術』を行なったり、鼻の通りを良くするために『鼻腔通気改善手術』を行なったりします。✴︎
睡眠時のことなので、気づけないことが多いです🙍🏻♀️
ですが命にも関わってくることなので、少しでも思いあたることがあれば気軽にご相談ください!
各患者様に合った治療法をご提案いたします💁🏻♀️