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歯を抜かないといけないって本当??原因と治療法を歯科医がわかりやすく解説

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2025年4月19日

歯を抜かないといけないって本当??原因と治療法を歯科医がわかりやすく解説

こんにちは。いしみね歯科です😆

歯が突然痛くなったり歯茎が急に腫れて歯医者を受診して

歯を抜かないといけないと言われたことはありませんか?

抜かないといけないとなった経緯や原因はたくさんあります。

抜歯になる原因

歯の破折

噛む力や外傷によって歯が割れてしまい、割れた部位を中心にお口の中の細菌が感染し

炎症を起こしてしまうことがあります。

重度の歯周病

歯周病が進行することにより歯の周りの歯周組織(骨や歯ぐきなど)が破壊され

グラグラになることで噛めなくなったり歯ぐきがパンパンに晴れることがあります。

歯肉縁下カリエス

歯の被せ物や詰め物の境目にプラークや磨き残しが溜まることで

歯ぐきの中にまで虫歯が広がることがあります。

あまりに虫歯が大きい場合は抜歯になることがあります。

親知らずや矯正治療における便宜抜歯

親知らずが虫歯になってしまったり、真横に生えてきたりすると智歯周囲炎と言って

親知らずの周りの歯ぐきにかなり強い炎症が起こる場合があります。

繰り返し炎症を起こしたり虫歯になるようであれば抜歯になることがあります。

また矯正治療を行う前に歯を動かすスペースを作るために小臼歯を抜いたり

親知らずの萌出が原因でせっかくキレイになった歯並びがガタガタにならないように抜く場合もあります。

などなど、こういった理由で歯医者さんに抜歯を提案されたことはありませんか?

歯の状態によっては抜歯になる可能性がありますが

必ずしもそうとは限りません😳😳

歯の状態によっては次のような治療を行うことで歯を抜かなくて済む可能性があります!

歯を残すための治療法

徹底的な歯周病治療

歯周病検査を行い、歯磨き指導や歯周基本治療(スケーリングやスケーリング・ルートプレーニングといった歯石取り)を行なった後に

まだ炎症が残っている部位には歯周外科治療といった外科的治療を行なったり、骨の吸収が著しい場合はケースに寄りますが

歯周組織再生治療といって失った歯周組織を再生させる治療により骨を回復させ歯の寿命が伸びることがあります。

矯正的挺出(ルートエクストルージョン)

歯ぐきの中で虫歯が進んでしまっている場合、抜歯と判断されることが多いです。

そこで歯を保存するために部分矯正にはなりますが歯に装置を付け、歯茎よりも上に歯を引っ張り上げます。

そうすることで歯を抜くことなく被せ物の治療が行えます!

適応とならない場合もあります。

歯冠長延長術(クラウンレングスニング)

②と同様に歯ぐきの中で虫歯が進んでしまっている場合の治療法です。

矯正治療ではなく歯周外科治療にて、歯ぐきや歯の周りの骨を削ることにより

歯を歯茎よりも上に出してあげる治療になります。

外科処置なので痛みや出血を伴いますが、歯を延命させることができます!

全身疾患、また服薬の状況やさまざまな理由により適応とならない場合があります。

これらの治療を行うことで歯を抜かなくて良い場合もありますので

お困りの方はぜひ当院にてご相談させてください!!お待ちしております😊

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