奥歯で固い食べ物が噛めず、年齢とともに噛み合わせや咀嚼機能の低下を実感されていました。
インプラント治療を行うことで、噛む力の回復・機能改善が期待できると判断しました。
患者様と相談のうえ、骨の状態や全身の健康状態に配慮しながら治療計画を立て、骨造成を行い、インプラント体を安全に埋入。その後、人工歯（上部構造）を装着しました。
治療後は、硬い食事もしっかり噛めるようになり、「食事の楽しみが戻った」と喜んでいただけました。

前歯でものをしっかり噛みきれず、噛み合わせの改善に加えて、見た目の改善も希望されていました。また、歯の黄ばみが気になるとのことで、自然な白さと機能性を両立した治療をご希望されました。
診査・診断の結果、前歯の形態改善と噛み合わせの調整に加え、審美面を向上させるためホワイトニングとセラミック治療を組み合わせた治療計画をご提案しました。まずホワイトニングで全体の歯の色を明るくしたあと、そのトーンに合わせてセラミックの色調・透明感・形態を患者様と相談しながら丁寧に決定しました。
治療後は、前歯でも食べ物がしっかり噛めるようになり、歯全体の色味も自然で統一感のある明るさになりました。口元の印象が変わり、「笑うときに手で隠さなくなった」「鏡を見るのが楽しみになった」と喜んでいただけました。

外傷により前歯を失い、「見た目が気になる」「前歯で噛むことができない」といった機能面・審美面のお悩みを抱え来院されました。診査・診断の結果、自然な見た目と噛む機能を回復させるため、セラミッククラウンによる補綴治療をご提案しました。セラミッククラウンは、天然歯に近い透明感や色味を再現でき、長期的な安定性が期待できる治療方法です。形態・色調は患者様と相談しながら丁寧に調整し、周囲の歯と違和感なく馴染むよう仕上げました。

補綴治療では歯を削る必要があり、治療後に一時的な知覚過敏が生じる場合があります。強い歯ぎしりや食いしばりがある場合、補綴物が欠けたり割れたりするリスクがあるため、ナイトガードの使用をお願いする場合があります。経年的なかみ合わせの変化や摩耗により、将来的に再製作が必要になることがあります。適切なブラッシングや定期検診が不足すると、補綴物周囲にむし歯や歯周病が発生するリスクが高まります。