2025年11月12日

マウスピース矯正は「軽〜中等度の歯並び不正」に向いています
透明なマウスピース型の装置を使って歯並びを整える、最新の矯正治療方法です。
従来のワイヤー矯正とは異なり、目立ちにくく、取り外しができるため、見た目や日常生活への負担を抑えながら理想の歯並びを目指せます。当院では、最新の口腔内スキャナーを使用し、わずか数分で上下の歯列を精密にスキャン。撮影後すぐに、モニター上で歯並びや噛み合わせの状態をリアルタイムに確認できます。
わずかな歯の動きや細かな形状まで正確に再現できるため、より精密で快適な矯正計画が可能です。
透明で目立ちにくい装置は、人前に出る機会の多い方や美容意識の高い大人の方を中心に人気を集めています。
マウスピース矯正に向いている人の特徴
軽度〜中等度の歯並びの乱れ
これらの症例はマウスピース矯正単独できれいに整う可能性が高いです。
審美性を重視する人
見た目を重視する方には非常に適しています。
透明素材のため、装着してもほとんど気づかれません。
自分で管理ができる人
食事や歯磨きのたびに取り外す必要があるため、
「自己管理がしっかりできる方」「習慣化できる方」に向いています。
金属アレルギーのある人
ワイヤー矯正のような金属アレルギーの心配がありません。
マウスピース矯正に向かない人・注意が必要なケース
重度の歯列不正・骨格的なズレが大きい人
マウスピース単独では正確な歯の移動が難しいことがあります。
このようなケースでは、ワイヤー矯正や外科的矯正との併用が検討されます。
装着時間を守れない人
「つけ忘れ」や「外しっぱなし」が多いと歯が予定通りに動かず、治療計画がずれてしまいます。
その結果、再スキャンや再作製が必要になることもあります。
👉 自己管理が苦手な方は、常時装着型のワイヤー矯正の方が安心です。
虫歯・歯周病の治療が完了していない人
そのため、矯正を始める前に必ず口腔内を健康な状態に整えておくことが重要です。
抜歯が必要な症例
ワイヤー矯正での治療が望ましい場合があります。
近年はマウスピースでも抜歯対応が可能な症例もありますが、
担当医の経験とシミュレーション精度が成功の鍵となります。
顎関節症・歯ぎしりが強い人
また、顎関節の負担を考慮しながら慎重に治療を進める必要があります。
夜間のみ保護装置を併用するなど、個別対応が必要になるケースもあります。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の適応比較
| 比較項目 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
|---|---|---|
| 対応できる症例範囲 | 軽度〜中等度 | 軽度〜重度まで |
| 見た目 | 透明で目立たない | 金属が目立つ |
| 痛み | 少ない | 比較的強い |
| 通院頻度 | 約1〜2か月ごと | 約1か月ごと |
| 自由度 | 取り外し可 | 取り外し不可 |
| 装着管理 | 自己管理が必要 | 医師管理が中心 |
マウスピース矯正に悩んでいる方へ
「自分の歯並びはマウスピース矯正で本当に改善できるのかな…」と不安に感じている方へ。
まずはお気軽に矯正無料相談へお越しください。当院では、あなたのお悩みやご希望を丁寧にお伺いし、
歯科医がお口の状態をしっかりと診断したうえで、無理のない最適な矯正プランをご提案いたします。

